ファイナルプロジェクトのプレゼン [選択科目(elective courses)]
昨日はデジタルマーケティングのファイナルプロジェクトのプレゼンをして来ました。
このプロジェクトでは、軍用にハイテク商品を開発している会社がクライアントでした。
そして、扱った商品は耳栓です。
軍用の耳栓て?と思うかもしれませんが、アメリカ軍の医療費で難聴関連の費用は、なんと年間1000億円以上だそうです。
そこで開発された耳栓は、銃声など、難聴になる様な大きな音は完全に防ぐだけでなく、普通の会話や足音などは全く聞こえにくくならないという優れものです。
この会社の人達は、エンジニアとしては、超凄腕の人達ばかりなのですが、作った商品を売り出すマーケティングの知識が乏しく私達がそのサポートを行ったという話です。
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私たちのデジタルマーケティングでは、有望なマーケットを見つける事をゴールとして、ウェブサイトを構築しました。そのウェブサイトでは、その商品情報の説明やブログ、またアンケートがあります。
このアンケートを答えてもらった人にはその耳栓のサンプルをあげるという設定で、サイトの訪問者の情報を集めて、どこに潜在的なマーケットがあるかを探す手がかりにするという流れです。
また、そのサイトに新しいユーザーを集める手段として、Facebook AdsとGoogle Adwordsを利用する事にして、サンプルの広告を作って、広告を出す条件と予想されるリーチ数を提供しました。
有望だと思われるエリアの一つに趣味でハンティングをしている人達というカテゴリーがありました。日本人の感覚からすると、そんなニッチなマーケットでシェア取っても流石にマーケットサイズが小さすぎるのではないかと思うかもしれません。というか、調べる前、私はそう感じていました。
ところが、調べてみると驚くべき事に、アメリカでハンティングを趣味にしている人は1000万人以上いて、Facebookでハンティングを興味の欄に入れている人の人数を調べるとなんと2700万人でした。
そんなに銃で動物を撃っている人がいて動物は絶滅しないのかな等と関係のない事を心配していました。
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実は、同じ商品にデジタルマーケティングの提案を行っているグループがもう1つありました。
私達が漠然と潜在的な顧客を集める戦略を提案したのに対して、そのグループはターゲットをハンティングをする人に絞っていました。
ターゲットを絞ろうかと私達も考えたのですが、マーケティングを1つのエリアにフォーカスして行い、そこが魅力的なエリアでなかったら、コストが無駄になってしまうと思ってしまい、やめました。
しかし、そのグループはハンターにターゲットを絞った事で、実に現実的で具体的な実行案を提示しており、悔しいですが、正直私達のグループよりも遥かに優れたプレゼンを行っていました。
そのグループは、本職のITコンサルタントやマーケティング部門で働いていた人もいたというアドバンテージはありましたが、私はターゲットを絞った事が素晴らしいプレゼンになった一番の要因だと感じました。
企業の人がそのグループに、それでこのマーケットがダメそうだったらどうするの?と質問すると、間髪入れずに速攻で撤退して下さいと言っていました。
そもそも、デジタルアセットを利用して、最小限のコストでマーケットリサーチをしているので、それ位は必要経費としてみてくださいという理由です。むしろ、徹底して1つのマーケットを調査する事で、ダメだったらダメだったで、そのマーケットにはもうリソースを一切投入せずに他のマーケットに力を入れるという判断も出来るわけですと説明していました。確かにその通りです。
長く書いてしまいましたが、言いたい事は、このクラスに限らずクライアントに提案をする時は、情報が足りないと考えて、ターゲットを広げて漠然としたストーリーと提案をするよりも、思い切ってターゲットを絞り、仮説を立てながら、具体的な戦略と戦術を提供する事が大切なのだと身に染みました。
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このプロジェクトでは、軍用にハイテク商品を開発している会社がクライアントでした。
そして、扱った商品は耳栓です。
軍用の耳栓て?と思うかもしれませんが、アメリカ軍の医療費で難聴関連の費用は、なんと年間1000億円以上だそうです。
そこで開発された耳栓は、銃声など、難聴になる様な大きな音は完全に防ぐだけでなく、普通の会話や足音などは全く聞こえにくくならないという優れものです。
この会社の人達は、エンジニアとしては、超凄腕の人達ばかりなのですが、作った商品を売り出すマーケティングの知識が乏しく私達がそのサポートを行ったという話です。
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私たちのデジタルマーケティングでは、有望なマーケットを見つける事をゴールとして、ウェブサイトを構築しました。そのウェブサイトでは、その商品情報の説明やブログ、またアンケートがあります。
このアンケートを答えてもらった人にはその耳栓のサンプルをあげるという設定で、サイトの訪問者の情報を集めて、どこに潜在的なマーケットがあるかを探す手がかりにするという流れです。
また、そのサイトに新しいユーザーを集める手段として、Facebook AdsとGoogle Adwordsを利用する事にして、サンプルの広告を作って、広告を出す条件と予想されるリーチ数を提供しました。
有望だと思われるエリアの一つに趣味でハンティングをしている人達というカテゴリーがありました。日本人の感覚からすると、そんなニッチなマーケットでシェア取っても流石にマーケットサイズが小さすぎるのではないかと思うかもしれません。というか、調べる前、私はそう感じていました。
ところが、調べてみると驚くべき事に、アメリカでハンティングを趣味にしている人は1000万人以上いて、Facebookでハンティングを興味の欄に入れている人の人数を調べるとなんと2700万人でした。
そんなに銃で動物を撃っている人がいて動物は絶滅しないのかな等と関係のない事を心配していました。
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実は、同じ商品にデジタルマーケティングの提案を行っているグループがもう1つありました。
私達が漠然と潜在的な顧客を集める戦略を提案したのに対して、そのグループはターゲットをハンティングをする人に絞っていました。
ターゲットを絞ろうかと私達も考えたのですが、マーケティングを1つのエリアにフォーカスして行い、そこが魅力的なエリアでなかったら、コストが無駄になってしまうと思ってしまい、やめました。
しかし、そのグループはハンターにターゲットを絞った事で、実に現実的で具体的な実行案を提示しており、悔しいですが、正直私達のグループよりも遥かに優れたプレゼンを行っていました。
そのグループは、本職のITコンサルタントやマーケティング部門で働いていた人もいたというアドバンテージはありましたが、私はターゲットを絞った事が素晴らしいプレゼンになった一番の要因だと感じました。
企業の人がそのグループに、それでこのマーケットがダメそうだったらどうするの?と質問すると、間髪入れずに速攻で撤退して下さいと言っていました。
そもそも、デジタルアセットを利用して、最小限のコストでマーケットリサーチをしているので、それ位は必要経費としてみてくださいという理由です。むしろ、徹底して1つのマーケットを調査する事で、ダメだったらダメだったで、そのマーケットにはもうリソースを一切投入せずに他のマーケットに力を入れるという判断も出来るわけですと説明していました。確かにその通りです。
長く書いてしまいましたが、言いたい事は、このクラスに限らずクライアントに提案をする時は、情報が足りないと考えて、ターゲットを広げて漠然としたストーリーと提案をするよりも、思い切ってターゲットを絞り、仮説を立てながら、具体的な戦略と戦術を提供する事が大切なのだと身に染みました。
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タグ:デジタルマーケティング