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相場心理分析(規律とトレーダー/ゾーン) [読書]

今週は投資に関する本を2冊読みました。どちらも投資のテクニックについては全く書かれておらず、自分の考え方を整えて、相場で勝てる様になる事を目的としています。どちらもマーク・ダグラス氏が書いた本で、内容はかなり似ています。

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ためになったと思う点をいくつか書きます。
・損が出てもマーケットのせいにしない。全ては自分の責任である。マーケットは常に中立であり、正しいので、自分が損をだした時に、マーケットが自分に不利に動いていると感じたり、マーケットの動き方が間違っているとは考えない。

・損が出るのは当たり前で、損を出す事を恐れてはいけない。損を出す事を恐れると正しいタイミングであってもマーケットに入るのを躊躇ってしまう。自分が正しいと証明する事にやっきになるのではなく、お金を稼ぐ事にフォーカスする。

・恐怖心があると、自分が恐怖している事態を結果的に招いてしまう。何か起きて欲しくないと恐怖すると、それが起きそうだというシグナルをマーケットが発しても、自分の考えと外界の認知的不協和を解消する為に、そのシグナルを無視するか湾曲して捉えてしまい、客観的にマーケットを認識出来なくなり、結果、最も避けたかった事態を自ら招いてしまう様になる。

個人的には、規律とトレーダーの方がゾーンよりも読みやすかったです。また、内容の重複が多いため、1冊読めば十分著者の考え方を理解出来ると思います。

投資をこれから始める人よりは、投資を既に行っていてある程度痛い目に会った事がある人の方が学びが多く、納得出来る本だと思います。



規律とトレーダー 相場心理分析入門 (ウィザードブックシリーズ)
単行本: 325ページ
出版社: パンローリング (2007/1/16)
発売日: 2007/1/16



ゾーン — 相場心理学入門
単行本: 334ページ
出版社: パンローリング; 第1版 (2002/3/13)
発売日: 2002/3/13



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