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Business policy and strategy [必修クラス(Required class)]

Business policy and strategyのクラスは、入学して1年目の春セメスターに学習するクラスとなっています。


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このクラスは、必修クラスの集大成で、今まで学んできたスキル(ファイナンス、アカウンティングやマーケティング等)を活用して、現実の企業の戦略にどう役立てるかを学ぶクラスです。

基本的に毎週ケースを1つ、2つ読んできて、クラスでそのケースについてディスカッションをします。クラス内での発言が成績に影響するので、他の人が話していない事やユニークな視点から自分の意見を発言しなければなりません。

私のように英語力が未熟だと、ケースのディスカッションが白熱して、何が言われていて、何がまだ言われていないのかわからなくなってしまう事もあるので、出来るだけクラスの始めの方に必死に手を上げてクラスに貢献出来る様に努力しました。

中間試験では、新しいケースを時間内に読んで、自分の答えを記述しなければなりません。早い人は私の半分位の時間で試験を終わらせているクラスメートもいましたが、私は時間内に答えを何とか形にするのが精一杯でした。


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グループプロジェクトでは、業界で一番の企業になるための戦略策定を行います。私たちのグループは自動車業界を選んで、フォルクスワーゲングループとトヨタ自動車の戦略を比較、検討しながら、フォルクスワーゲングループについての戦略を提案しました。(フォルクスワーゲングループとトヨタ自動車は熾烈なトップ争いを今もしていますが。)

このクラスの教授は、日本の方だったのですが、コミカルな話と、シリアスな話を使い分けて非常に引き込まれる授業を行ってくださり、私達の学年で最も好評だったクラスの一つでした。
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Operations and supply chain management [必修クラス(Required class)]

Operations and supply chain managementは、一年目の春学期に受ける必修クラスです。セメスターの半分の期間でサプライチェーンマネジメントについて学びます。



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このクラスに教科書はなく、学習方法としては、クラスの前にオンラインで教授があげた動画をみて、次回のクラス内容を予習する。そしてクラスでは、教授と生徒が一緒に具体的な問題を解いていく。その後、クラス後に自分で宿題を完成させて教授に提出するという流れです。

この形式、ちょっと留学生には厳しいです。なぜかというとクラスで計算をやりながら、教授の解説や指示を英語で即座に理解して作業を進めなくてはならず、気を抜いて一旦遅れると何をすれば良いかわからなくなってしまいます。

周りのクラスメートや教授に質問する事はもちろん出来ますが、自分のせいで頻繁に他の人の作業を止めるわけにもいかないので、このクラスではかなり集中して問題を解いていました。

多少統計的な計算も行いますが、計算自体はいたってシンプルなレベルです。適切な在庫のレベルやオーダーのボリューム等、現実世界でも直面しやすい問題が多かった印象です。

期末試験では、このクラスで学んだ内容だけが出されました。なので、復習さえしっかりすれば高得点がとれる内容でした。


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Information Technology Management [必修クラス(Required class)]

Information Technology Managementのクラスは、入学1年目の春学期に受ける必修クラスで、セメスターの半分の期間で学びます。


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教科書は特になく、クラスではITに関する様々なトピックに対して教授がレクチャーをし、それにディスカッションをしていく形をとっていました。毎週指定されたいくつかの記事を読み、事前準備を行います。

このクラスではプレゼンをする機会が多く、個人のものとグループで行うものの両方があります。グループのプロジェクトでは、自分たちで実際にスマホ用のウェブサイトを作成し、プレゼンを行いました。

期末試験もありますが、クラスで学んだ内容を復習しておけば大丈夫な内容レベルでした。

どの業界で働く方でも、ITを駆使出来れば使える手段や戦略の幅が広がるので、IT知識を持っている事は確かにMBA生にとっては必須と言えると思います。

プログラミングに関しては、出来た方が良いのは間違いないですが、自分でプログラミングが出来なくても問題ないと思います。最近は、プログラミングをせずにGUIでシステムを作れる事も増えてきていますし、プログラミングが出来る人としっかり意思疎通を出来る事が大切なのではないでしょうか。


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Managerial Finance [必修クラス(Required class)]

Managerial Financeのクラスは、入学1年目の春学期に取る必須クラスです。企業内でのお金の絡む決断の仕方や投資の基礎について学ぶ事ができます。個人的にはMBAの必須科目で最も楽しかったクラスの一つです。


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授業は教科書にそって行われます。この教科書は、内容もわかりやすく理解しやすかった印象です。


学んだ知識をベースとしたケースを扱い、グループで発表したりもします。また、私達の時は専属の教授だけでなく、ハワイで実績を残した元名経営者の方もクラスに参加して下さり、学問的な知識だけでなく、現実世界の話もたくさん聴く事が出来ました。

少し話がそれますが、私は世界中の大学で現在教わっている金融知識は間違っているものが多いと考えています。例えば、投資に関しては、例にもれなく、効率的市場仮説を学び、株価の予測をするのは基本的に不可能だと学びました。

効率的市場仮説では、将来の株価は過去の株価から独立しており、株価の変化は正規分布に従うという仮定があります。しかし、過去のデータを見る限り、株価の変化は正規分布よりもより激しく、過去の株価からのフィードバックもあります。

複雑系の観点から見ると、株価の推移は、完全なランダムと一貫した規則性の間にあり、株価の変化はべき乗数に従って変化しています。現実として、株価を予測するのは結局極めて難しいが、不可能ではないです。

とはいえ、このクラスでは役に立つ知識もたくさん得る事が出来ましたし、金融知識があまりない人にとっては基本的な金融知識を得る素晴らしいクラスだと思います。


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Ethics [必修クラス(Required class)]

Ethicsのクラスは、入学1年目の春学期に取る必須クラスです。春セメスターの後半半分の期間勉強します。いつの時代も大企業の粉飾決済や詐欺まがいなビジネス等が横行しており、ビジネススクールとしては、将来のリーダー達に清く正しい倫理観を身に付けさせる事は非常に重要なタスクとなっています。


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成績評価は非常にシンプルで、個人のプレゼンテーション(教授がテーマを数十個あげて、その中から自分が興味のあるものを選択)が60%、ファイナルのペーパーが40%です。ファイナルのペーパーでは、自分にとって大切な価値観はなんなのかを棚卸しし、優先順位をつけます。そして、自分のキャリアの中で、大切としてきた事や自己のモラルのガイドラインを作成したりします。また、自分のロールモデルとなる人、反面教師となる人を具体的にあげて学ぶべき事をまとめました。

授業は、教授がレクチャーをして、それを元にディスカッションをする感じです。このクラスは、教授が新任の方で、成績について甘くしますと明言していて、かなりゆるい雰囲気でした。

倫理学は会計やファイナンスと違い、明確な正解は無い為、本当に役の立つ学習をする為には本やケースのリーディングよりも自分自身と真剣に向き合う事が一番なのでは無いかと思います。


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タグ:Ethics 倫理 MBA
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The External Environment [必修クラス(Required class)]

このクラスの正式名称は、Business, Government And The External Environmentで、1年目の春学期に受講する授業です。期間はセメスターの前半半分です。


授業の内容は、教授によるレクチャー、ケーススタディー、ゲストスピーカーのとディスカッションが主でした。


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テキストはなく、毎週リーディングの宿題がありました。他には、グループでケースを担当して発表したり、個人でレポート作成等を行いました。

ファイナルレポートでは、自分の働いていた会社や部署を選び、外部リスクの確認や対処方法についてまとめます。

このクラスを通じて、リスクに関する幅広い知識を得る事が出来ました。(リスクの分類の仕方や人間のリスクに対する傾向、規制と政府の役割と影響、ERM(enterprise risk management)、為替や商品等の相場変動リスクとその対応策等)

どんな仕事でも、リターンを得る為にはまずリスクを取る必要があります。そして、基本的に人間はリスクを論理的に扱うのが下手な為、体系的な知識を身に付ける事は非常に有意義だと思いました。


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Professional Development [必修クラス(Required class)]

Professional Developmentは、入学した始めの秋学期と次の春学期に受講する必修クラスです。必修クラスなのですが、宿題などはほとんどなく、ゲストスピーカーとディスカッションしたりするのが主です。

取得単位は0なので、出ても出なくても単位は変わりませんが、全員しっかり出席していまいした。

このクラスでは、クラスルームに来てもらってディスカッションをする事もあれば、企業のオフィスに自分たちが出向いて話を聞きに行く事もあります。変わった内容だと、ボランティア活動に参加したり、就活面接の練習をしたりもしました。

ゲストスピーカーは多岐に渡り、中国でアリババの初期から働いていた人からハワイの大企業のCEOまで幅広いです。自分が興味をもった人に会いに行ったりもしました。

私の場合ですと、ハワイの主要銀行や不動産業等のCEOやエグゼクティブクラスのマネジャーの方々とお話する機会を設け、実際のマネジメントやキャリアプランについて大変価値のある内容を多く得る事が出来ました。

このクラスを通じて、アメリカのエグゼクティブクラスの人達に関して、日本と大きく違う点を2つ感じました。

1つはMBAです。日本ですと、たまにMBAを持っている社長さんもいますがその割合は低いと思います。一方、私があったエクゼクティブクラスの人達はかなりの割合でMBAを保有していました。

学校はUCLA, ハーバード, イエール、バークレー等まちまちでしたが、レベルの高い学校のMBA保持者が多かったです。また、ハワイ特有の事象として、私が通っているハワイ大学のMBA保持者も非常に多いです。

2点目は年齢です。
日本ではいまだ終身雇用の年功序列システムに則っている会社がほとんどで、エクゼクティブクラスの人はみんな50台か60台だと思います。

しかし、こちらでは、確かな能力と実績があれば、30台、40台でエクゼクティブクラスになるチャンスがあるようです。高齢のマネジャーももちろんいますが、日本と比べると若いマネジャーが非常に多かった印象です。

例えば、私の会ったハワイ主要銀行のエクゼクティブの人は若い女性の方で、目の前の事を一生懸命やって実績を出していたら、トントン拍子に階級が上がっていって、気が付いたらこうなっていたと話していました笑

このクラスで、たくさんのビジネスマンと会って、話して、質問する機会を得れた事はとてもありがたかったですし、非常に価値のある体験でした。
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Organizational Behavior [必修クラス(Required class)]

Organizational Behaviorのクラスは、入学したあと、初めの秋学期で受けるコースとなっています。人や組織にフォーカスして、どうやったらビジネスが円滑に進むかという、他のクラスと違いソフトよりな事を勉強します。

クラス中はレクチャー、ディスカッション形式となっており、毎週テーマに沿って教授が説明をして、それに学生達が会話や質問を盛り込んでいくという流れです。

毎週、テーマに関するいくつかの補足リーディングを行ってクラスに向けて準備します。このクラスに関しては、正直、補足リーディングを行わなくても、問題なく授業についていく事は出来るし、単位も取れるので、やるかどうかは割と自分次第な所があります。私は当然、全て読んでクラスに臨んでいました。


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その他に、クラスで学んだ事を自分のこれからのキャリアにどう使っていくかを書くペーパーが学期内に3回あります。

これが真面目にやると結構大変なのですが、クラス内容を学んだだけにせず、どうやって利用出来るのかを真剣に考える事で、学んだ事がより深く納得度の高い形で自分の中に入っていくのを感じました。

また、読書課題が2つあり、一つは教授から指定されている”What Got You Here Won’t Get You There”という本を読んで、その内容をどう自分に活かしていけるかを書くという内容です。



もう一つの読書課題は、自分で好きな本を選んで、その本について書くという課題です。私はあの有名なGEのジャックウェルチの ”Winning”をえらびました。教授にこの本で良いかと確認しに行くと、学生が今までに選んできた最もポピュラーな本の1つだよと言っていました。

教授からすると、退屈な選択だったかもしれませんが、この本には多くの金言が溢れており、非常に勉強になりました。



最後に、グループプロジェクトがあり、会社を1社決めて、その会社の組織構造やそのメリット、デメリット、また改善点などをまとめて提出する必要がありました。

私たちのグループはハワイの大手銀行をえらび、エクゼクティブクラスの人達とミーティングを組んで、ヒアリングを行い、その他の情報と結びつけて、ペーパーを書きました。

このクラスは、単位を取る事だけを目標にすると、非常に楽なクラスですが、自分のやる気次第では、非常に大変かつ有意義なクラスになると感じました。


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NPOとミーティング [必修クラス(Required class)]

来年の春に行うコンサルティングプロジェクトのクライアントを探しています。今日は、ハワイを拠点にしているNPOの人達と話し合ってきます。


NPOは、利益を目的としないからこそ、お金は大切なリソースであり、大事に運用、利用する必要があります。しかし、小さな団体だと、ファイナンスやマネジメントの専門的な知識をもった人がおらず、属人的な知識に基づいてずさんな体制になっている場合もあると聞きます。

とりあえず今日は、NPOの方々がどんな困りごとを抱えているのか、どの様なプロジェクトを実施出来そうかを相談してきたいと思います。


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Accounting for Decision Making [必修クラス(Required class)]

必修クラスであるAccounting for Decision Makingについて説明します。
このクラスは、入学初めの秋セメスターに受ける授業で、3クレジットのクラスです。教科書はFinancial &Managerial Accountingでした。

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このクラスでは、会計の基本内容を学ぶ事ができ、企業の会計方法や会計ルールについて勉強して行きます。

授業内容は、ほぼ全てレクチャーで毎週予習してきた範囲をおさらいしていく流れです。なので、予習の時点で内容の理解度を高めておく事が、このクラスで苦労しないポイントです。


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エンロンやワールドコム、タイコ等の会計操作やリーマンショックの原因等を調べて、レポートを提出しました。このレポートを作る前は、面倒くさいと思っていましたが、いざやってみると、企業の不正の方法や傾向、金融危機の背景にある構造を理解出来て、非常にためになりました。

グループプロジェクトは2つあり、1つは、会社の財務状況を分析するプロジェクトで、大きな企業を対象とします。私達のグループは、スポーツウェアのアンダーアーマーという会社を対象に行いました。

もう1つのプロジェクトは、企業の役員に直接ヒアリングを行い、その企業の会計制度を把握し、改善点を含めてまとめるプロジェクトでした。私達はCPBというハワイの銀行を担当しました。

中間試験と期末試験では、教科書の内容をベースとした簡単な内容の問題が出てきます。また、1枚紙を持ち込み可能なので、どちらの試験の際も、表裏びっしり内容を書いて持って行きました。
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みんな何かしらソフトウェアを使って1枚紙を作っていて、手書きの紙を持っていっていたのは私だけでした。また、みっちり勉強したせいで、中間、期末試験それぞれ、クラスで一人だけ満点でした。(教授が点数一覧を公表したので分かりました。)

この頃から、MBAのクラスでガリ勉君ポジションが確立され始めました笑


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